幻の橋
大雪山地の標高の高い場所に
幻の橋と呼ばれる橋がある
タウシュベツ川橋梁
旧国鉄士幌線の糠平湖に架けられた橋である
北海道遺産に認定されている
この橋は冬から春の間しか見ることが出来ない
夏場はダムに沈んで隠れてしまうのだ
その理由から幻の橋と呼ばれているのである
廃線になり鉄路は取り外され
この橋だけが取り残されたのだ
白いコンクリート製の橋は
どことなくヨーロッパ風な佇まいで
山間に溶け込み美しい
今この橋を渡るものは何も無い
あるとすれば山間を吹き抜ける
風ぐらいなものであろう
ただ近年 崩落の危機を迎えてるという
それがいつなのかは解らない
その答えは風だけが
知っているのであろうか・・・
The Wind
チェット・ベイカー クインテット
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by doronko-tonchan
| 2011-05-23 05:17
| 道東